突然ですが、お悩み相談はじめました。
前から温めていた企画、というわけでは全くなくて、思い立ったのでとりあえずすぐにツイートして、お便りフォームも作りました。
なんでお悩み相談をはじめようと思ったかというと、先日たまたまテレビを見ていたときに作家がお悩みに答えてるシーンがあったこと、加えて、たまたま最近、小嶌久美子さんと月一でYouTube配信している『雑考配信』でもお悩み相談的なお便りがあったりして、「お悩み相談」というものについて考える機会があったのがきっかけです。
◇
実は僕はほとんど悩むことがありません。むかしは色んな悩みがあったのですが、30歳をしばらく過ぎたくらいからはほとんど悩むことがなくなりました(僕は今年で40歳になりました)。一緒に暮らすパートナーに訊いてみても、「うん、悩んでなさそうだね」とのことなので、自他ともに認める「悩み無し人間」ということになります。
ただ、僕だって働き、暮らし、生きている人間として、日々様々な問題に対処したり、ときには困難な状況に陥ったりもしているはずです。にもかかわらず「悩む」という行為に囚われることがないのは、きっと何かしらの思考法なのか、気の持ちようなのか、そういったものが働いているはずだと思いいたりました。この「何かしら」が何なのか突き止めたい。それがお悩み相談をはじめようと思った大きな理由です。
それに、この「何かしら」は、もしかすると現代社会で悩みを持って生きる人にとってちょっとした助けになるかもしれない、と、そんな風にも感じられました。自分の思考を確認しつつ、誰かのお役に立てるのであれば、それはやってみる価値があるのではないか。
◇
思い返すと僕は、人生においてほとんど「誰かに悩みを相談する」ということをしてこなかった人間です。それは、「誰にも相談したくなかったから」というよりも「相談という行為が苦手だったから」というのが正確だと感じます。自分でもその理由はよくわかりません。ただ、少なくとも他の人にあまり相談せずに生きてきたことで、自分で考えて答えを出すことが当たり前になりました。
人に相談しない場合、自分の出した答えに自信を持てるかどうか、というのが大きな問題となるのですが、それは僕の場合、本を読んだりしてとにかく勉強することで乗り越えてきたように思います。その証拠に、悩むことが少なくなっていく過程は、僕が哲学や思想などを勉強していった過程と重なります。そういう意味では、僕は誰かに相談する代わりに、人類の知の蓄積の中に悩みの解きほぐし方を見い出しているのかもしれません。
◇
色々と書いてはきましたが、結局のところ、いまの僕がお悩み相談を「面白そうだ」と感じたのです。だからやってみたい。
ただ、「面白そうだからやる」としても、やる以上は真剣にやります。僕の経験と知識と知恵と持ちうる言葉を総動員して、頑張って答えます。
お悩みのある方、どうぞ「お便りフォーム」からあなたのお悩みをお寄せください。テーマは問いません。人間関係、お仕事、恋愛、進路などなど、なんでもOKです。
お寄せいただいたお悩みへの回答は、このニュースレターで行います。文章での回答とするか、音声(ポッドキャスト)での回答とするかは、その都度考えます。また、できる限り頑張りますが、すべてのお悩みに回答できるとは限りませんので、ご留意ください。
それでは、あなたのお悩みをお待ちしています。
・・・・・・・・・
中村佳太[Twitter:@keitanakamu]
お悩み相談って、ほんとはよく悩む人の方が向いているのかもと思わなくはない。。
◎お便り募集中◎
お便りフォームにて、質問や感想など何でも受け付けています。また、このニュースレターへのメール返信も可能です。ツイッター( @keitanakamu )でもOKです。
※とくに今は「お悩み」を募集中です。頑張って回答します。
読んでくださりありがとうございます。このエッセイを友達に教えたい!と思った方はぜひ下のボタンからシェアしてください。
また、エッセイへのご意見・ご感想、異論・反論などは下のボタンからコメントをくださるか、「#ナカムラケイタのエッセイ配信」をつけてTwitterで投稿してください。皆さんの声をお待ちしています。