髪をピンクに染め直しました。
夏に染めてそのままだったので気になっていて。
その前はブルーにしていたのだけど、自分的にピンクの方が似合っている気がする。
年末年始はピンクで過ごします。
まずは告知
ずっと告知してきた本屋lighthouseの関口竜平さんとのトークイベント(@大山崎 COFFEE ROASTERS)がついに来週12/19(火)に開催です!
はじめて自分のお店でトークイベントをするのでドキドキです。
1ドリンクオーダーをお願いしているのですが、コーヒーはもちろんクラフトコーラやアルコールもご用意します。さらに焼き菓子やパンも用意する予定で、こちらも僕たちが大好きな3つのお店(カシエさん/cafe nenemさん/UN JOURさん)にお願いしているので、かなりおすすめです(ドリンクやフードはイベント参加費とは別料金です)。
ドリンクもフードもかなりこだわったラインナップなので、参加される方はトークと一緒にぜひそちらも楽しんでくださいね。
席は少しずつ埋まってきましたが、まだ空いてます。
ぜひお申込みください◎
『個人店に社会運動は可能かーー本屋とコーヒーショップの店主と考える』
日時:2023年12月19日(火) 18:00〜19:30
会場:大山崎 COFFEE ROASTERS(京都府乙訓郡大山崎町大山崎尻江56-1)
定員:20名
参加費:1500円+1ドリンク *会場にて1ドリンク以上の購入をお願いします
申込み方法など詳細はこちらから
※申込みは大山崎 COFFEE ROASTERSの店頭や僕に直接連絡をくださってもOKです
福田村事件
映画『福田村事件』を観てきました。
公開からだいぶ経ってますが、京都シネマでは公開が延長されていたみたいです。公開前から気になっていて観たいとは思いながらなんとなく先送りしていたのですが、本当に観て良かったです。
※以下、一部映画のネタバレを含みます※
関東大震災の直後に発生した朝鮮人虐殺。そのときに、千葉県の福田村で香川からの行商団が朝鮮人と疑われて殺害された事件を描いた劇映画です。
最初この映画のことを知ったとき、「朝鮮人虐殺のことを描くのに、なぜ“日本人が殺された事件”を題材にしたのだろう」と思いました。
でも、観て納得しました。
「朝鮮人なら殺す。日本人なら殺さない。」という根本的に非倫理的な議論をする村人たちを描くことで、当時の差別意識や虐殺の残虐さを浮き彫りにしていると感じました。
知らず知らずのうちに「その人たちは朝鮮人じゃないから殺さないで!」という思いを観客にもたらし、その“思い”の残酷さを「朝鮮人なら殺してええんか!」というあのセリフで一蹴する。
とても強い映画だと思いました。
◇
それから、前情報ではあまり語らていないけれど、この映画は「朝鮮人差別」と同時に「部落差別」も中心的なテーマとなっています。そのことは映画のパンフレットでも制作者は語っているので、ぜひパンフレットも読んでほしいです。
被害者が被差別部落の人々であったことが、この事件の資料がほとんど残らず、語られてこなかった大きな要因であるとのこと。
被差別部落出身であることが理由でずっと差別を受けながら生きてきた行商団の人々が、最後は朝鮮人差別によって虐殺される。
映画を見終わったあとの絶望感はすさまじかったです。
◇
「映画のパンフレットも読んでほしい」と書きましたが、この映画はパンフレットとセットで語られるべきだとすら思っています。
というのも、パンフレットの中で福田村事件追悼慰霊碑保存会代表の市川正廣さんは、映画が事実と異なることをかなり強く批判しています。
「とにかく一番心配しているのは、この映画がそのまま史実の定説になっていくことです」と語っていて、この”フィクション映画”が「福田村事件」をそのまま描いたものとして広がることは危険だと指摘しています。
ただ、こうした市川正廣さんの言葉をパンフレットに掲載したことはとても重要だと思います。制作サイドは、こうした批判も認識したうえで、この映画を公開しているということで、その覚悟を感じます。
だからこそ、映画を観るだけではなくて、パンフレットも読み、できればもっとこの事件や朝鮮人差別・部落差別の歴史について勉強して、正しい知識を得ることが大切だと思いました。
◇
最後にひとつ。
この映画、観る前から監督や脚本など主要な制作陣が中高年の男性ばかりなことが不安だったのですが、その不安はある程度的中しました。
映画の前半で性的な行為が複数回描かれるのですが、その描き方が不必要に”エロい”表現だと僕は感じました(そもそも「このシーンいる?」というシーンも結構あった)。
さらに、女性の新聞記者(このキャラクターは完全フィクションとのこと)が重要な役割を果たすのですが、その女性が、中高年男性が期待する「正義感溢れる強くて若い女性記者」を投影しているようで、観ていて少し嫌な気持ちがしました。
なんというか、”正義”を若い女性に代表させることで、逆に女性への偏見というか、抑圧を生んでいるように感じたんです。
このあたりは、もう少し考えて言語化できたらなとは思います。
※ジェンダー目線での指摘は、パンフレットの中で美術作家の飯山由貴さんも一部書いているので、やはりパンフレットは読んでほしいです
最近は他にもいろいろあったんだけど。。
最近は他にも紹介したい動画とか本とか色々あって、書きたいことは一杯なんですけど、今日はこの辺にしておきます。
なお、僕が最近このニュースレターの配信ペースが落ちているのは、こちら(↓)のサイトのブログ更新を頑張ってるからだったりします。
議会を傍聴して、書いて、こっちも時間がいくらあっても足りない!!
まぁ、できる範囲で頑張ります。
ではまた。
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