資本主義と反資本主義に見る二つの「成長主義」
資本主義も含め、〇〇主義に傾倒するのはボディビルにハマることやビーガンにハマることと似ている印象です。
全ての人にフィットする単一の〇〇主義というものは存在しないと思います。
一定数の人たちが共有できる倫理観と、合意の上で保たれる法秩序はあって欲しいのですが、その上に成り立つのが成長至上主義や利益追求至上主義であって欲しくないです。
今、僕が掲げたいのは好奇心至上主義です。
各人が自分の好奇心を追求することを是とし、稼ぐことや、役に立つことや、成長することを強要しない、誰からも求められない世界で経済が成り立つ社会を理想とする考え方です。
成長したい人を排するでもなく、程良い規模に留まれれば良い人もどちらも受容する懐の深い豊かな社会。
他者の不満や不安や不便を解消すること、もしくはそれにつながることのみが職として認められ対価を得られる手段となるのではなく、自分の思うままに生きることを誰もが認め合う。
好奇心追求のために大きな資本が必要ならば、その思いや計画を自由に世界へプレゼンして、無担保で支援を集めることができる。
人々が投票するように貨幣を渡し合い、経済を回す。
働いても働かなくてもなくても生きていけるというのは健全でないようにも思えますが、どんなありようでも生きることが可能な世界は科学の進歩によってなしえる予感がしています。
>成長したい人を排するでもなく、程良い規模に留まれれば良い人もどちらも受容する懐の深い豊かな社会。
本当にそう思います。
テクノロジーは成長のためだけではなく、懐の深い社会になるためにも使って欲しいです。
ただ、僕としては、好奇心もあってもいいし、なくてもいいと思います。ただ存在することが尊重させる、そんな社会であって欲しいです。
読んでくださってありがとうございました😊
100分de名著『資本論』、私も観ましたが、あまりピンとこない感じでした。そもそも既に理論的には否定されている労働価値説(マルクス自身も否定していますが)の話をされてもというのもありますが、コモンが大事という斎藤氏の話は同意できますし、そのように思う人が増えているのは良い傾向なのですが、宇沢弘文が三里塚農社で挫折したようにコモンに対する思いが得てして同床異夢になったりしがちなので、コモンの再生は簡単にはいかないと思いますし、無理に進めるとまずいなと感じています。中村さんの続編を楽しみにしています。
>コモンが大事という斎藤氏の話は同意できますし、そのように思う人が増えているのは良い傾向なのですが、宇沢弘文が三里塚農社で挫折したようにコモンに対する思いが得てして同床異夢になったりしがちなので、コモンの再生は簡単にはいかないと思いますし、無理に進めるとまずいなと感じています。
同意します。市場経済と向き合いながら、現実的にコモンの再生に取り組んだ宇沢弘文さんに僕は共感しています。
宇沢さんでも上手くいかなかった歴史を考えたとき、現実的な方法論を生み出す必要があり、無理に進めるのは危険だと、僕も感じています。
いつもありがとうございます😊
資本主義も含め、〇〇主義に傾倒するのはボディビルにハマることやビーガンにハマることと似ている印象です。
全ての人にフィットする単一の〇〇主義というものは存在しないと思います。
一定数の人たちが共有できる倫理観と、合意の上で保たれる法秩序はあって欲しいのですが、その上に成り立つのが成長至上主義や利益追求至上主義であって欲しくないです。
今、僕が掲げたいのは好奇心至上主義です。
各人が自分の好奇心を追求することを是とし、稼ぐことや、役に立つことや、成長することを強要しない、誰からも求められない世界で経済が成り立つ社会を理想とする考え方です。
成長したい人を排するでもなく、程良い規模に留まれれば良い人もどちらも受容する懐の深い豊かな社会。
他者の不満や不安や不便を解消すること、もしくはそれにつながることのみが職として認められ対価を得られる手段となるのではなく、自分の思うままに生きることを誰もが認め合う。
好奇心追求のために大きな資本が必要ならば、その思いや計画を自由に世界へプレゼンして、無担保で支援を集めることができる。
人々が投票するように貨幣を渡し合い、経済を回す。
働いても働かなくてもなくても生きていけるというのは健全でないようにも思えますが、どんなありようでも生きることが可能な世界は科学の進歩によってなしえる予感がしています。
>成長したい人を排するでもなく、程良い規模に留まれれば良い人もどちらも受容する懐の深い豊かな社会。
本当にそう思います。
テクノロジーは成長のためだけではなく、懐の深い社会になるためにも使って欲しいです。
ただ、僕としては、好奇心もあってもいいし、なくてもいいと思います。ただ存在することが尊重させる、そんな社会であって欲しいです。
読んでくださってありがとうございました😊
100分de名著『資本論』、私も観ましたが、あまりピンとこない感じでした。そもそも既に理論的には否定されている労働価値説(マルクス自身も否定していますが)の話をされてもというのもありますが、コモンが大事という斎藤氏の話は同意できますし、そのように思う人が増えているのは良い傾向なのですが、宇沢弘文が三里塚農社で挫折したようにコモンに対する思いが得てして同床異夢になったりしがちなので、コモンの再生は簡単にはいかないと思いますし、無理に進めるとまずいなと感じています。中村さんの続編を楽しみにしています。
>コモンが大事という斎藤氏の話は同意できますし、そのように思う人が増えているのは良い傾向なのですが、宇沢弘文が三里塚農社で挫折したようにコモンに対する思いが得てして同床異夢になったりしがちなので、コモンの再生は簡単にはいかないと思いますし、無理に進めるとまずいなと感じています。
同意します。市場経済と向き合いながら、現実的にコモンの再生に取り組んだ宇沢弘文さんに僕は共感しています。
宇沢さんでも上手くいかなかった歴史を考えたとき、現実的な方法論を生み出す必要があり、無理に進めるのは危険だと、僕も感じています。
いつもありがとうございます😊